盗聴器発見調査
「盗聴器」とは「音を盗み聞く機器」のことです。また別名を「発信機」ともいいます。発信という名前からわかるように「音声を電気信号に変えてどこかへ飛ばす機器」のことです。わかり易くいうと私たちの身近にある「音声を電気信号に変えてどこかへ飛ばす機器」は携帯電話やカラオケボックスにあるワイヤレスマイクです。まったく別物に見える両者ですが基本構造はまったく同じなのです。あとはラジオ放送と同じ要領で、離れた場所で発信機から発せられた電気信号をキャッチし音を盗み聞くわけです。認知度は低いですが盗聴器は身近な存在なのです。
ほとんどの方が盗聴器に対して「盗聴器なんて見たこともない」「特殊機器だから自分には関係ない」と考えられていると思います。その認識の甘さが深刻な事態を招く原因になってしまうのです。実は盗聴器を所持すること自体は違法ではないので、インターネットの普及に伴い、誰でもネットで簡単に手に入れる事ができてしまいます。盗聴器の全国販売台数は年間30万台ともいわれ、一日約800台もの数が世の中に出回っているのです。これに対し盗聴器の発見台数は年間約2万台と全体の7%程度しかありません。つまり、私たちの周りにはまだ見つかっていない盗聴器が溢れているのです。
盗聴器発見調査について
盗聴器も日々進化し続けています。音を感知してから盗聴電波を発信し始める「VOX方式盗聴器」リモコンスイッチにより発信機を作動させることのできる「リモコン方式盗聴器」など、一度盗聴器を設置されてしまうと発見するのが難しくなってきています。それに伴い、盗聴器を発見する機械も出てきてはいますが、安価なものでは、簡単に盗聴器を発見する事は難しいようです。しかも盗聴器は小さな物でライターよりも小さく、隙間にでも入るので、目で見て発見するのも困難です。発見機で電波を探しておおよその場所が分かっても最後は人の目で見て発見しなければならず、素人ではかなり難しいです。やはり、盗聴器を発見するには経験豊富な専門の調査業者に頼んだ方が安心できます。