社員の行動を知りたい
会社または企業というものは、人によって成り立っています。つまり企業・会社の発展のためには、効率的な人事配置を行いながら、その人材の有効活用のため、危機管理においても有効的に実施しなくてはいけません。ですが現実問題として、社員や従業員による不祥事が発生するような状況では、企業・会社における危機管理が有効的に機能していないと判断せざるをえません。どんな企業・会社であろうと、社員教育には特に力を入れている事と思います。しかしながら、事の最終的な意思決定・行動選択・状況判断は一社員に委ねられます。ふつうは社員・従業員等による不祥事が発生した際にその原因を把握し、今後の再発防止に取り組むことも重要ですが、取り返しのつかない事態を避けるために、少しでも問題を起こす可能性のある社員・従業員等に対して継続的な監視を行い、不祥事が発生する前に早く対処することも危機管理の面では非常に重要だと言えるでしょう。 また、危機管理において問題行動のある社員・従業員等を早く特定し、問題行動・不祥事等が起こる前に、問題・不祥事の芽を摘み取ることが重要です。
- ● 営業先回を十分に行っていない感じが見受けられる。営業中にさぼっているのでは?
- ● 出張先での様子が気になる。きちんと仕事をこなしているのか?
- ● 経費(接待費)に対して十分な結果が感じられない。
- ● 遅刻が増えた。他に仕事をしているのでは?
- ● 休む日や早退する回数が急に増えてきた。
- ● 病気・怪我で休業しているが、職場復帰の予定日を過ぎても出てこない。
- ● 個人にかかる電話、プライベートの通話の回数が多い。
- ● 重要な資料・重要事項・機密情報が漏えいしていた。
- ● ライバル企業、他社の人物と頻繁に接触している様子。